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FM
 
         
 - Biography -
スティーヴ・オーヴァーランド(vo/g)、クリス・オーヴァーランド(g)、マーヴ・ゴールズワーシー(b)、ピート・ジャップ(ds)、ディッジ・デジタル(key)の5人でデビューしたイギリスのロック・バンド。

Samson在籍時のマーヴとピートがコマーシャル色の強いバンドを作ろうと乗り出す。Bad Companyのサイモン・カークが在籍したバンド、Wildlifeでデビューしたスティーヴとクリスに声をかけると、彼らは参加意思を固め、最後にディッジが加入、FMと命名する。CBSと契約を果たしたバンドはゲイリー・ムーア、ティナ・ターナー、Foreigner、Status Quo等のオープニング・アクトを務めながら、'85年にシングル"Frozen Heart"でデビューし、1stアルバム「Indiscreet」を'86年に発売した。

バンドはBon Jovi、Meat Loaf、REO Speedwagonのサポートを敢行し、'87年のレディング・フェスティヴァルにも出演を果たす。'89年7月シングル"Bad Luck"を、続いて2ndシングル"Someday"の発売を挟んだ'89年10月に2ndアルバム「Tough It Out」を発表。Bad Luckは全英チャートで54位まで上がり、健闘するも'91年5月、クリスが脱退を表明する。アンディ・バーネットを新たに迎え、3rdアルバム「Takin' It To The Streets」を発表し、ブリティッシュらしいブルース、ソウル・テイストを押し出した創りへと変化を遂げる。

'92年、4thアルバム「Aphrodisiac」で才能が開花。前作の方向性をさらに押し進め、ブリティッシュ・ロック・バンドという主張を打ち出し、明確なアイデンティティを示した充実の作品となる。'93年4月に日本独占で発売となったライヴ・アルバム「Live - Acoustical Intercourse」が凄かった。FMの楽曲の他、Free、Bad Company、ZZ Top、GFR、スティーヴィー・ワンダー、ジョー・ウォルシュ、スティーヴ・ミラー、マーヴィン・ゲイ、Beatles等のカヴァーで彩られたこの作品はFMの本当の凄さ、素晴しさ、レベルの高さを証明する内容となった。続いてシングル、未発表曲、ライヴ、ミックス・ヴァージョン、新曲、アコースティック・ヴァージョンが収められた日本企画アルバム「Closer To Heaven」を発売。'94年には結成10周年を記念して初のベスト・アルバム「Only The Strong」(日本未発売)を発表。'95年11月、ジェム・デイヴィス(key)を新たにメンバーに迎え入れ、5thアルバム「Dead Man's Shoes」を発表。ブルージーでソウルフルなブリティッシュ・ロックで包み込まれたこのアルバムは、より渋い作風を示す。ポール・ロジャースを彷彿とさせるスティーヴのソウル溢れるヴォーカルはより凄みを増し、表現力豊かなスタイルはまさに圧巻と言える。'96年7月には早くもニュー・アルバム「Paraphernalia」をリリース。 しかし、このアルバムを最後にFMは活動停止状態となり、各自の活動へと移行する。スティーヴ・オーヴァーランドは、So!、Shadowman、The Ladderといったバンド、プロジェクトで活動する。

そして、10年以上の時を経て、'07年にバンドは再集結を果たし、ロック・フェスに参戦。そのときの模様を収録したDVD作品が「Back In The Saddle」である。
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