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IRON ANGEL

​アイアン・エンジェル

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Biography//

ダーク・シュローダーを中心とした威風堂々たるメタルに感涙。

 

 ユルゲン・ブラックモア(リッチー・ブラックモアのご子息)が参加していた時期もあるジャーマン・スピード・メタルのトゥルー・レジェンド・バンド、IRON ANGELが奇跡の復活!

 

 IRON MAIDEN, SAXON, DEF LEPPARD, JUDAS PRIESTを筆頭にイギリスで吹き荒れたNWOBHMの嵐は全世界へと波及する一大ムーヴメントとなった。当時のドイツではSCORPIONSやACCEPTが活躍しはじめていたが、メタル・バンドはあまり多く存在していなかった。しかしそのアンダーグラウンドではブレイクを目指して多くのバンドが雨後の筍のごとく誕生していたという(RUNNING WILD, RAGE, HELLOWEENも含む)。

 

 そんな時代の中、その嵐に影響を受けたドイツの若いメタラーはKISS, MOTORHEAD, JUDAS PRIESTをミックスさせたメタル・サウンドを目標にバンドを立ち上げる。そのバンドがIRON ANGELへと発展する。

 

 彼らは1980年にドイツ、ハンブルグにて結成され、1984年にデビュー。そしてバンドの代表作となる「Hellish Crossfire」(1985)と「Winds Of War」(1986)をリリース、そのアグレッシヴなステージングは驚異的なライヴ・バンドとしての名声を打ち立てる。しかしバンドは解散を決意、惜しまれながらシーンからその姿を消す。

 

 解散から15年後、バンドは再集結。KING DIAMONDとのドイツ・ツアーが話題となり、現役感溢れるライヴはファンの度肝を抜く。そして新しいアルバムのレコーディングへと駒を進める。しかし、メンバーのピーターが交通事故で死去するというアクシデントが起き、アルバムの発売は中止に。後ライヴ・アルバムをリリースするもバンドは年月の経過とともにカルト的存在へ。
 

 2016年、ダーク・シュローダーを中心にリユニオンを果たす。Metal Magicフェスに出演すると2018年にはHeadbanger’s Open Airにも出演し、南アメリカ・ツアーを成功させる。そしてここに32年振りとなるフルレングス復活アルバム「Hellbound」が堂々の完成をみせた。

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