Biography//
キャッチーなコーラスとメロディにこだわった心地よいデビュー・アルバム!
スウェーデンからAOR系サウンドを標榜した新たなバンドが誕生した。
バンド・メンバー全員が異なる音楽的背景を持っているため、様々な影響と経験を混ぜ合わせて、ひとつの音楽に仕上げるのには時間と労力を要したという。しかし、最初からハッキリしていたことは「音楽は心から生まれるものでなければならない」ということだった。PLEASURELANDの創り出す音楽は「愛情の結晶」なのだ。
常に音楽的な相性を重要視してきた彼らは、一緒に作った曲の中に何か特別なものを見出し、アイディアからレコーディングまですべてに於いて成長を見せてきた。その過程から生み出されたアルバムがこのデビュー作となる『Pleasureland』だ。
彼らは70~80年代のロック/メタルに影響を受けており、メンバーの多くはGIANTとJOURNEYの影響を語っているのが興味深い。
女性シンガーのジョナ・セイロンは、スウェーデンのテレビ番組「フェイム・ファクトリー」の出演者として知られ、後にメタル・バンド、ALL ENDSのシンガーとして参加。イエスパー・ストロムブラードやビヨーン・イエロッテというIN FLAMES人脈のバックアップを受けて制作されたアルバム『A Road To Depression』(2010)をリリースした経験を持つ。
ギターのヤレ・ウェスターグレンはARTURIUSの創設者で、プロデューサー、作詞を担当。このバンドにはGATHERING OF KINGSのメンバーも在籍していた。
郷愁漂うメロハーのスーパー・ニュー・フェイスのデビュー・アルバム『Pleasureland』には躍動するキャッチーなメロディと心地よいサウンドが封じ込められた。
収録曲の“Shotgun City”はイギリスのポップ・バンド、HABITが1988年にリリースした楽曲のカヴァーだ。