Biography//
英国出身のSKY EMPIREがJSSを迎えて創り上げた
ドラマティックでスケール感ある2ndアルバム(本邦デビュー作)
ドラマティックなサウンドを信条とするイギリス出身のSKY EMPIREが5年振りとなるセカンド・アルバムを完成させた。
この最新作は70~90年代のプログレ・ロック、メタル・ファンへと確実にアピールする内容に仕上がった。加えてTesseractやHaken, Volaのような新世代プログレ系アーティスト・ファンへも訴求するサウンドだ。
今回はジェフ・スコット・ソート(Yngwie Malmsteen, Talisman, W.E.T, Sons Of Apollo)を新たなヴォーカリストとして迎え、彼のファンタスティックな歌声とともにさらなる高みを見せた仕上がりとなった。
バンドは2016年にロンドンで結成され、その方向性はヘヴィなメロディシズムに重点を置いたギター主体の音楽。ギタリストのドラジックへ大きな影響を与えた故ダイムバッグ・ダレルへ敬意を表したヘヴィかつメロディックなリフが強調されている。
バンドのインスピレーションはクラシックなプログレッシヴなものからメタル、ハード・ロックと多岐にわたり、特にDeep Purple, Rainbow, Yes, Rush, Journey, Iron Maiden, Pantera, Dream Theater, Symphony Xまで網羅。
記念すべき1stアルバム『The Dark Tower』を2018年にリリース。しかしその直後、ヴォーカリストのヨルダン・イワノフが悲劇的な状況で命を落としてしまう。友人でありバンドメイトの死により活動休止を決意したが、その後バンドは最終的にドラジックを中心とした新体制で活動を再開する。
『The Shifting Tectonic Plates of Power - Part One』と題された新しいアルバムのヴォーカルには経験値豊富なアメリカ出身のジェフ・スコット・ソートを起用。ドラマ性溢れるプログレッシヴ・ロックとメタルが完璧に、メロディックに融合した素晴らしいアルバムへと昇華した。