Biography//
聖剣振りかざすフランスの美しきメタル戦士たち!
計り知れぬポテンシャル輝く激情のデビュー・アルバム。
第二次世界大戦で苦しめられた自由フランス軍の象徴であり、敵から降伏して生きることを拒絶した人々のシンボルでもあるLorraine Crossから命名したフランスからの新鋭メタル・バンド、LORRAINE CROSS。
2012年、南フランスのトゥールーズで、ベースのギヨームとマネージャーの2人はハード & ヘヴィな精神に溢れた永続的なバンドを結成することを決意する。程なくして音楽探求への意欲を掻き立てられた4人の才能あるミュージシャンがバンドへ参加する。曲を書き、リハを重ねたバンドはデモを制作し、その音源をプロモーションへ活用していった。
するとそのデモがフレンチ・メタル・シーンにおいて欠かすことの出来ない重要人物とバンドとを結びつけてくれた。その人物とは30年以上に渡り、フランスのメタル・シーンを支えてきたスペシャリスト、クリストフ・ベレだった。彼はADXやNIGHTMAREのマネージャーを務めた経験があり、CDのリリースやフランスのメタル・シーンについて綴った「Total France Metal」(2009年)を出版した確かな耳を持つメタルのプロフェッショナルだ。
LORRAINE CROSSに将来性を見出した彼はバンドへのサポートを申し出て、デビュー・アルバム・リリース実現へと尽力してくれる。
エンジニアにはフランスのメロディック・スピード・メタル・バンド、MANIGANCEを手掛けたことで知られるフランソワ・メルルが担当。マスタリングにはHELLOWEEN, GAMMA RAY, PRETTY MAIDS で知られるトミー・ハンセンを起用した。アルバムはUSハード・ロック、ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル、ジャーマン・スピード・メタルの要素を掛け合わせたイメージでミックス・ダウンされたという。
80年代のIRON MAIDEN, MEGADETH, JUDAS PRIEST, HELLOWEEN, MANOWAR, KING DIAMONDにインスパイアされたバンドはその精神性を持って、レコーディングに挑み、このデビュー・アルバムを現実のものとした。TRUST, MANIGANCE, HEAVENLY, GOJIRA らに続けとばかりに、フランスから世界のメタル・シーンヘと打って出るLORRAINE CROSS。メタル魂溢れる5人の熱き戦士の活躍に期待したい。